
岩成の家をお施主様にお引渡ししました。
60代のご主人のおじい様が95年前に建てた家。
当時とほとんど変わらない間取りで暮らされてきた家を
この度、大きく改修し、いま住むご夫婦の暮らしに寄り添った住まいとなりました。
リノベーションは、間取りを改め、設備や仕上を一新するなかで
そこに住む人の暮らし方をも変えるものです。
暮らし方が変わることで、住む人の心情や姿勢も変わる可能性があると考えています。
岩成の家のお施主様は仕事、子育てを終え、
これからの老後の生活を明るく、楽しいものにしたいと考え
リノベーションを決断されました。
その考えに寄り添った間取り、仕上、空間を考えてきました。
この家に住むお施主様はきっと、いままでのように
居間や台所に「閉じこもるような生活」はしないでしょう。
歳相応に動かなくなることもなく、少し若やぐような気もします。
先日開催した完成見学会でも、足を運んでくださった皆様が
既存の写真と見比べて「変わったなぁ!」と仰っていましたが、
その住まいの印象が、幾分かお施主様の印象にも影響を与えると思います。
リノベーションの魅力は色々に語ることが出来ますが、ここに帰結します。
先日の完成見学会にはたくさんの方に足を運んでいただき、ありがとうございました。
混雑し、十分なご対応ができなかった方にはお詫び申し上げます。
相談したいと考えていた方がいらっしゃったら、いつでもお気軽にご連絡下さい。
見学会に参加されなかったみなさまも、
ホームページに竣工写真を掲載していますので、よろしければご覧下さい。
宮原工ム店の仕事